1996年6月、潮流出版社から刊行された加賀谷春雄(1934~2015)の第6詩集。カバーは上野誠「はばたき」。著者は東京生れ。
目次
- 空
- 波打ち際
- 鼻
- 三月二十九日
- ウさん
- 遊就館で
- 足あとをつけた
- 平和の日
- 新宿駅の尻尾
- ポイント
- こぶしのねずみは心臓でありもし
- 無名
- どうした総辞職
- サファリ・ルック
- 火の丸1
- 火の丸2
- PKO
- 朱鷺絶滅
- 「納涼花形歌舞伎」
- 立見席をあきらめて
- 札幌にいる
- 影の内閣
- 東北のふとん
- 対米がタイ米
- 笑えない寅さん
- アップクチキリキ
- 法華津峠の「誰だおまえは」
- 村に兄ちゃんが
- 痩せた石鹸
- あれからこっち
- 地球の優しさ
あとがき