1941年2月、ウスヰ書房から刊行された臼井喜之介(1913~1974)の第1詩集。装幀は天野隆一、題字は臼井美恵子、装画は小笠原啓介。
目次
序文 丸山薫
跋文 依田義賢
・跫音
- 跫音
- 征野の弟へ
- 聖途
- 父母へ贈るうた
- 神神の街
- 軍隊
・ともしびの歌
- ともしびの歌
- 紙凧
- 冬の詩
- 大黒柱
- 地藏盆
- 五月
- 祈り
- 午睡
- 卵の詩
- 厨のうた
・吹雪の夜に
- 吹雪の夜に
- 山
- 雪の詩
- 雪面の哀歌
・越年
- 越年
- 妻の名を藉りて
- 雨の詩
- 海
- 缺けた玩具
・やま霧
- やま霧
- 童貞愁
- 春愁
- 額
- 蒼い月
・海のうた
- 髪
- 斑猫賦
- 野性
- 熱病
・にぎり壽司
- 按摩さん
- にぎりずし