1959年9月、新読書社から刊行された江森盛弥(1903~1960)の評論集。
目次
I 詩人の生と死について
- 空想と詩と生活と
- やっぱりわたしはひとりだった
- 同じ世代の詩人たちと
- サッコ・ヴァンゼッチ事件のあとで
- 大衆のなかへ!
- 山本忠平を忘れるな
II 風刺詩人の遍歴
- 〝太鼓〟をうちならして
- 風刺の論議
- わたしの風刺詩
III 詩、政治をうつす鏡としての
- ワイシャツと下着とパンツ
- 運動はこのようにすすんでいった
- 〝食うべき詩〟という考えを、うけつぎ、まえへすすめよう!
IV 労働者であることと、詩人であること
- いい詩とは
- 詩は生活からおくれているか!
- プロレタリア詩運動をうけつぐもの
V 詩人、かれの生涯そのものがうたう
- その句は今も響く
- その二十九年九カ月
- 川柳の伝統をどう生かすか!
あとがき