2025-07-13から1日間の記事一覧

墓碑銘と少女 岩下寿之詩集

1971年3月、私家版として刊行された岩下寿之(1939~)の詩集。著者自装。著者は豊中市生まれ、刊行時の住所は豊島区目白。 目次 神話の誕生 黒い小鳥 万人の思い出 寵児の埋葬 永遠の季節 死の乙女 瞑想の掟 天使の反逆 海峡の街 碧眼の使者 誓いの門 死神…

樹・父に 中村道夫詩集

1960年9月、思潮社から刊行された中村道夫(1937~)の第1詩集。装幀は冬木卓。新鋭詩人叢書第14。著者は長野県生まれ、刊行時の職業は郵便局員、住所は長野県北佐久郡。 四年ほどまえ、私は詩を書き始めた。もちろん、特別の目的があったわけでもなく、ただ…