1950年9月、吉井書房から刊行された槇皓志の詩集。題簽は中勘助、装幀は淺田欣三。
目次
序詩 神保光太郎
- 失
- わが名
- わが戀
- 青き藻
- 壁の影
- 業
- 木守
- 杜鶰
- ふくろふ
- 水鶏
- 水すまし
- 蟷螂
- ものごひ
- 蛙とひとしくて
- 飽和
- 虜囚の放浪
- 音
- 啞子の夢
- 惰性（惰生？）の音階
- 岩屑
- 森野に於ける私の現在
- 前置の意味
- サンボリスト
- さなみ
- 筐
- 十五夜の月に
- 吐息
- くれなゐ
- 冷徹
- ひとことの
- 死
- 有形的
- 言明
- 五歳の子
- かざし
- 低徊
- ためらひなき
- それだけ
- 前夜
- 彼と詩
- 美しい匣
- 狂舞
- 影
- 夕暮より
- 安居の意
- 語り手
- 手帳
- 虚動
- 蝕ばめる日
- 年越し
- カリカチュア
- 灌木の前にて
- シグナル
- オシマヒ
- 杖
- 別れ日の色彩
- 片羽
- 翼
- 常春藤の垣近く行路病者のうたへる
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