1984年8月、講談社から刊行された平沢淑子(1939~2017)のエッセイ集。カバー、表紙は著者。
目次
- Ⅰ パリの薔薇の季節は、錬金術的なとき
- Ⅱ 月の女神、聖ディアーヌの贈り物
- Ⅲ 五月の詩人
- Ⅳ 寺山修司の遊戯的黙示録
- Ⅴ 寺山修司 青春のイメージによる断章
- キャベツとかたつむり
- 花いっぱいの部屋
- お台所のCHOUさん
- 魔法の杖
- 聖母の首飾り
- 狩宿の森
- ヨーロッパ超特急
- 極楽の浜
- 復活祭
- ホテル・デュ・ダニューブ
- Ⅵ 黎明
- ガラの死
- 顕現
- シュルレアリスム・シルクロード
- マンディアルグと霊感女性
- ジャン・ピエール・ファイユと奇跡のメダル
- ヘルダーリンと「聖なる混沌」
- Ⅶ 山百合の忌
- 『奴隷訓』考
- 山百合の忌によせて
- 寺山修司はシュルレアリストであったか
- 「書を捨てよ 町へ出よう」考
- アラン・ジュフロワ・Quiêtesvous?あなたは誰?
補記 アラン・ジュフロワの二つの詩
『月時計のパリ』によせて アラン・ジュフロワ
あとがき