1958年4月、鏡浦書房から刊行されたきむら・とおる/きむら・あさろうの詩集。
目次
きむら・とおる篇
- 紺絣
- 生い立ち
- 出産
- ホシのある瞳
- 黒い太陽
- 乳(一)
- おめえがわりい
- 乳(二)
- 炎の舌(一)
- 乳(三)
- 炎の舌(二)
- 藁たたき石
- 桑つみ
- お蚕さま
- 卯つ木(一)
- 卯つ木(二)
- 水車番
- 愛の肖像
- 学芸会
- 勉強するな
- 通学
- 入営
- 遠泳
- 帰省
- 勝つために
- 洪水(一)
- 洪水(二)
- 雑草
- 馬
- 生きる
- 雨の日の幻想
- さいはて
- 前栽畑
- 最後の看病
- その日
- イショの手ならい
- 念仏玉
- せなかの樹
- 十字架
- ふるさとに還る
- 春をたずねて
きむら・あさろう篇
- 冬木
- 母
- 囲炉裏ばた
- 三羽烏
- 沙漠地帯
- 坂道
- 四十雀
- 銃後で
- 馬
- ぐみ友達
- 三十一日間
- 胸
- 古い屋根の下で
- 写真を見ながら
- 入れ歯
- 汽車に乗って
- 姥捨山
- 末っ子
- 墓地
- この音をきいてくれ
- 麦たちよ
- 太陽よ
- 豚
- がにいろの歴史
- むぎめしと汗
『母の碑』に寄せて(丸岡秀子)
ここに〝わたしの母〟がいる(伊藤昇)
あとがき(木村徹)
母はわたしの道標(木村朝郎)