1963年7月、組合書店から刊行された小川光生の詩集。
目次
- 洪水
- 一九四五年八月六日の日に
- 乱雲
- 小さないのち
- 論説委員に
- 石斧
- 一九五四年の春
- 立春
- 文化都市
- 今日
- 花
- 冬の日
- 夕暮れ
- 秋
- 秋(一)(二)
- 自由主義
- からすの世界宣言
- 対話(その一)(その二)
- 物語り
- ボタ山
- 世界宣言
- 鵙(もず)
- 春の夜
- 立春の丘
- 処世術
- 戦争
- ライオンの演説
- 白い雲に
- 蛙の目玉
- 帰路
- 明日
- 時代
- 現代風景(その一)(その二)
- 歯音
- 暴政党の宣言
- 砂川判決
- 彼らの糧
- 里芋
- 蛇ともぐらの会話
- 秋風
- 風媒
- からすの詩(I)
- みぞれ
- からすの声
- 歳暮
- あれから二十年
- 発掘
- ある人々に
- 火
- マス・コミの人々に
- プラットホーム
- 野火
- かたつむり
- 夕空のからすに
- 失ったもの
- からすの詩(II)
- 現代図詩
- 夏の風物
- 石仏
- 死せる魚
- お願い
- 図形
- 言葉
- 世間
- 白骨師団は叫ぶ
- 宇宙の孤児
- 寂滅
- 秋日会話
あとがき