2000年5月、斎藤麗子の私家版として刊行された平田敏子(1923~1999)の回想録。聞き書き・構成は斎藤。平田は元筑摩書房編集者。
目次
はじめに
- 初めての出会い
- 筑摩書房入社
- お茶汲み論争
- 辰野隆先生
- 社員旅行での出来事
- 臼井先生のキス
- 宴会での騒動
- 松田さんのこと
- 宮本百合子と筑摩書房
- 太宰治と古田晃一
- 「道標」
- 筑摩書房の危機
- 組合工作
- 信州でのカンヅメ生活
- 家探し
- 百合子と母
- 若き日の百合子
- 男の打算
- 太宰治の死
- 編集会議での役割り
- 渡辺一夫先生
- 中条家の人々
- 一九五〇年問題
- 金詰まり
- 死の予感
- 転職志願
- 野上弥生子と百合子
- 「道標」完結
- 最後の講演
- 自殺未遂
- 最後に会った日
- 百合子の死
- 短歌滅亡論
- 百合子の結婚観
- 二度目のカンヅメ生活
- 岩波書店面接
- 失業
- 百合子と共産党
あとがき
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