2022-03-29から1日間の記事一覧

永久運動 嶋岡晨詩集

1964年10月、思潮社から刊行された嶋岡晨(1932~)の詩集。 前詩集以後、この三年ばかりの間にたまった作品群を整理し選び出し、詩集名を「永久運動」とした。私の仕事は、現代が排泄するニヒリズムの濁流の中を、彼岸へ泳ぎわたろうとする意識の永久運動で…

七行詩集 涯 圓子哲雄詩集

2008年11月、朔社から刊行された圓子哲雄(1930~)の第12詩集。挿画は小山秀弘。朔叢書第19集。 目次 ・涯 小川 三月 立春 春海 空 夏夜 流れ星 生活(なりわい) 日々 涯 蜉蝣 墜ちる陽 樹齡 坂 罠 世 無塾 秋の日 野分の蝶 峠 夜汽車 冬夜 車窓 冬雲 ・家…

金銭考 柳原真砂夫詩集

1984年6月、刻詩社から刊行された柳原真砂夫(1926~)の第4詩集。著者は秋田市生まれ。 『金銭考」の諸作品は殆んど詩誌「密造者」に発表したものである。最初の六篇は第十六号に、十七号に一篇、十八号に私の特集として七篇、二二号に一篇、「詩学」に一篇…