1992年6月、詩学社から刊行された本間容子の第1詩集。カバー木版画は本間要一郎。解説は新井豊美。
目次
- 潜水夫
- 金色の小鳥
- 魚の町。
- 魚
- 自分の魚
- 言わないでいるもの
- 闇の国
- 待つ
- 夜の道
- 空っぽの部屋
- 部屋
- 旅の支度
- 思案
- 泥のように
- 黒い傘
- 黒い鯉
- うさぎ
- 青い夜
- あの家の
- 梯子段
- 町角で
- 係わり
- 診察室
- 土の兵隊
- 蛙は蛙の国に
- 飴屋の話
- 距離
- 十二夜さん
- 鶏頭の花
- 行ったり来たり
- 海辺の家
- 村で
- 喫茶店
- 焼けてしまったアルバム
- 見えるものだけの世界
- 鳩
『左の国』について 新井豊美
あとがき