1956年4月、彩光社から刊行された白鳥省吾の随筆集。
目次
- 真珠探求
- 秋風の峠
- 天皇と老婆
- 或る無人島の話
- 河鹿聴し宿
- 鴨コ三羽と美妓
- 北京の珍味
- 峨々温泉で見た雅帖
- 蝮が来なかつたか
- 崖の観音、那古観音
- 車中小話
- 浜の大亀
- 日本一の鮎
- 草鞋で拾つた奇談
- 猟師の良心
- 猿廻しの猿
- 雪の応挙寺
- スキー見学
- にせもの橫行記
- 茶の間
- 思い出の中国
- テ―プ
- カッコー
- ほや
- 豊年のうた
- 冬の色香
- 百年後
- たわいなき話
- 接吻
- 情痴行
- 放浪秘記
- わすれもの
- 伊香保の一夜
- 温泉芸者
- 丙午の女
- みちのくの氷雨
- 紙幣と詩人
- 高田美人
- お富さんと庄助さん
- 熊は悲し
- 山くじら
- 処女を犯した罰
- 民謡を訪ねて
- 民謡と人生
- 島田、振袖、蚊遣
- 直江津甚句
- 岩室甚句
- 日本アルプス遠望
- 海女の通り
- 飛驒の高山
- レッテル
- 那須野ケ原にて
- 佐久山の餅つき唄
- 山中山、代片山津
- 土佐より阿波へ
- 名馬
- 温泉と歌謡の旅
- 泰西の名詩と吾が民謡
- 詩に照らして
- 詩歌の明暗
- 秋宵詩話
- エマーソンと千利休
- 金華山の晩翠詩碑
- 白秋逝きて十年
- 白雲なびく詩人
- ブギ・ウギの説
- デモクラシイと東洋