1972年4月、社会思想社から刊行された詩人・伊東静雄の詩論・評伝。林富士馬と富士正晴の共著。現代教養文庫749。写真は横田正知。
目次
Ⅰ 林富士馬
- 詩集出版の周囲
- 初めての詩集
- 第二詩集「夏花」
- 第三詩集「春のいそぎ」
- 第四詩集「反響」
- 伊東静雄詩集
- 詩人の苛烈な夢
- 同人誌「天性」――詩人から教えられたこと
- 詩人の散文
- 「小人」と「俗人」――伊東静雄と三島由紀夫
- 詩人の故郷
Ⅱ 富士正晴
- 出会い
- 第一詩集『わがひとに与ふる哀歌』
- 『夏花』の時代
- 『詩集夏花』
- 『春のいそぎ』の時代
- 『詩集春のいそぎ』
- 伊東静雄の鎧が重くなった時 重い鎧が消えた時
- 『反響』の時代
- 『詩集反響』
- 『反響』以後、死まで
- 『反響』以後の詩」
伊東静雄年表(小川和佑編)
あとがき