桜森 河野裕子歌集

 1980年8月、蒼土舎から刊行された河野裕子(1946~2010)の第3歌集。装幀は末永隆生。

 

 第二歌集『ひるがほ』上梓より三年間の作品から、三百余首を選び、ここに『桜森』と致しました。この三年間、何か得体の知れぬ衝迫に始終つき動かされて作歌して来たような気がします。理屈も分別も越えた或る物狂おしさ、とでもいえるものですが、これは今後も変ることなく、私の作歌の原動力となるものと思われます。
 内藤克洋氏と斎藤慎爾氏、高橋真姫さんには、出版の一切のお世話を頂きました。また、装幀は、末永隆生氏の労を煩わしました。心から御礼申上げます。
(「あとがき」より)


目次

  • 人も居ぬ鳥も居ぬ
  • 海を抱く
  • 斉唱
  • 駱駝にあらず
  • こゑ
  • 夏至前後
  • 炎天
  • 迅速なりき
  • 一生思はぬ
  • 白桃
  • 婆娑羅襤褸
  • 識閔
  • 立葵
  • 銹針
  • 喘ぎ坂
  • ひかりの翼
  • 沼夕日
  • 馬の貌
  • 椿
  • ひとり遊び


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