2018-01-01から1年間の記事一覧
1920年6月、新潮社から刊行された福士幸次郎(1889~1946)の第2詩集。装幀は工藤信太郎。画像は裸本。 目次 序詩展望 第一編 鍛冶屋のぽかんさん 窓から 扇を持つみなしごの娘 哀憐 娼女 風見の鷄 記憶 冬の日暮 幸福の日 發車前 智慧の實を食べてより 冬 …
1995年2月、宝文館出版から刊行された大島博光(1910~2006)の第4詩集。大島は詩人会議創立メンバー。 目次 序詩 不幸は忍び足で きみが地獄の岩に もう思い出でしかないのか きみはやってきた きみがやってくると きみはわたしを連れて行ってくれた きみは…
1988年4月、ペップ出版から刊行された、室生犀星生誕百年記念講演集。 目次 中村真一郎 まえがき 奥野健男 犀星の会のこと、犀星論のこと 木戸逸郎 「犀星の会」の歩み 市川久夫 映画『あにいもうと』と私 伊藤桂一 私と『哈爾浜(ハルピン)詩集』 伊藤信吉…
1978年11月、私家版として刊行された水沼靖夫の第1詩集。 目次 河底 夕陽 視覚 回帰 匂い 魚 彗星 聴覚 僕の運動 家屋 水について 存在の原理 植物論 声 衣 体温 時間について 飛行の構造 鉱物 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1981年11月、作品社から刊行された八匠衆一の長編小説。装画は伊藤影規、装幀は菊地信義。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1987年8月、紫陽社から刊行された田中勲の詩集。装幀は山口聡子。 目次 海流 光が丘 ブフーン! 狐の上を泳ぐ 雲 水中戦争 望郷 変身 不健康読本 夜汽車 笑うホテル 秘境 幻の力 人の川 ジャム NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1968年10月、黄土社から刊行された石井健吉の第2詩集。装幀は菅原克己。石井は金子光晴に師事。刊行時、東京都立高校教諭。 目次 海亀 面 蛇Ⅰ 僕は見た、君は見た 花のざれ歌 自尊 生と死 女Ⅰ 希望 今日は誰に話しかけたらよいのか? 音楽 飛行 愛の眼 黄色…
2004年12月、書肆山田から刊行された原條あき子の全詩集。編集は長男の池澤夏樹。装幀は亜令。 目次 Ⅰ つかのまの生 つかのまの愛1 つかのまの生 つかのまの愛2 つかのまの生 つかのまの愛3 つかのまの生 つかのまの愛4 娼婦1 娼婦2 娼婦3 娼婦4 娼…
1984年9月、作品社から刊行された八匠衆一の短編小説集。装画は北村紀子、装幀は菊地信義。 目次 風花の道 未決囚たち 少年の愁い 獣の裔 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1988年2月、書肆季節社から刊行された清水俊彦の第1詩集。ブックデザインは清原悦志。 本書は私の第一詩集である。一九五八年から六三年にかけて私がもっともひんぱんに作品を発表していた時期に、故北園克衛氏が主宰した同人誌「VOU」をはじめ「詩学」、「…
2006年6月、思潮社から刊行された小笠原鳥類(1977~)の第2詩集。イラストは著者、装幀は芦澤泰偉。 目次 グラフ 生きている印刷物 白い、漆喰や木材の建物の中で人々が楽器を運んでいること 解析<<犬>>健康カルシウム人間 走査 毎月、記録 カラー印刷を食…
2013年10月、書肆山田から刊行された時里二郎の第6詩集。装画は柄澤齊。 目次 ハーテビーストの縫合線 弓執る者 森屋敷 とりかい観音 石目 ふるどり 樟脳船 シンノウサン mozu シィド・バンク NDLで検索Amazonで検索
1982年2月、作品社から刊行された八匠衆一の長編小説。写真は築地仁、装幀は菊地信義。 昨秋刊行した「地宴」の後記にも書いたように、「地宴」は発端としての第一部。既刊「生命尽きる日」は、その終焉を描いた第三部。本篇「海潮音」はその中間の第二部に…
1980年4月、フェニックス出版から刊行された中野鈴子の詩集。 目次 忘れがたい人 秋の海(短歌) 春を病む(短歌) 母の手紙 母の叫び 鍬 途中で 味噌汁 歓喜 わたしの正月 月は中天に 飢餓の中から 春 一家 わたしは深く兄を愛した 断章 方向――一九三三年おわり…
1991年4月、書肆山田から刊行された中上哲夫の詩集。編集は辻征夫。装幀は青山杳。附録栞は辻征夫「緑色の髪のスウェーデン美人の出現まで」。第23回横浜詩人会賞受賞作品。 目次 わにのばあ 麦ばあさん フィンランド人の帽子 牡蠣 ナバホ族の自動車用語辞典…
1991年7月、作品社から刊行された八匠衆一(1921~2004)の長編小説。装幀は熊崎瑞子。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2008年8月、詩人会議出版から刊行された中正敏(1915~2013)の詩文集。 目次 序 Ⅰ 切り岸 他者の手 茫の原 視野 彼(か)わたれどき Ⅱ 白鼠 鼠の引っ越し 春の柩 漁火 単語ではない 粛々と 死刑執行人 死の象徴 いのちの法(のり) 牛を飼う 土煙り Ⅲ 蔑み …
1981年3月、作品社から刊行された八匠衆一の長編小説。装幀は菊地信義。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1981年4月、桜楓社から刊行された吉田精一(1908~1984)の評論集。吉田清一著作集第七巻。 本巻は、大きく四部に分けられる。その書誌をはじめに確かめておこう。最初の「自然主義文学運動の概観」は、東京堂刊『自然主義の研究』(上巻=昭8・1・8下巻=昭3・…
1971年12月、母岩社から刊行された佐藤房儀の第2詩集。 私どもは日々、様々な情報の獲得と処理に息を切らせている。無限に飛来する言語を無差別におさめ、未消化のままはきだす。このあわただしい作業を一部でも停滞させれば侮辱され、無知として預斥される…
2004年9月、武蔵野書房から刊行された上坂高生(1926~2012)の短編小説集。 目次 清書 選評 夏の取材 発掘 三朝温泉――城崎から三佛寺投入堂まで あとがき――文学賞との関わり NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1979年1月、青土社から刊行された岸田衿子(1929~2011)の詩集。装幀は安野光雅。 目次 ・ソナチネの木 わたしはえのぐをといた 小鳥が一つずつ 雲の端をほどいて 花畑ではいつでもみんな なつかしい夜は どこへ行った モーツアルトがたずねてくる日 となり…
1977年9月、私家版として刊行された八木忠栄の詩集。 目次 暮れて行け 菜の花 六月の酔い 岩と雲 風をおこしているのは誰だ? 赤ちゃんの声がきこえる 靴の中まで カマキリ 六角地蔵 海と酒場 急げ!このヒゲ 冬にて 東京の雪 本郷東片町 踏切まで 野方駅下車 …
1996年8月、武蔵野書房から刊行された上坂高生(1926~2012)の短編小説集。 目次 日航那須高原保養所 炎える夏の日 カテーテル・アブレーション 緋の衣 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2001年3月、思潮社から刊行された北川朱実の詩人論集。 この本に登場する十三人の詩人は、「読売文学賞」を受賞して天寿をまっとうした詩人を除き、二十代の終りに余命一年という胃癌の宣告を受けた女性詩人をはじめ、病苦に犯されたり、首を吊り手首を切っ…
1954年7月、採光社から刊行された妻木新平(1905~1967)の長編小説。装幀は和田恒両。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1994年8月、武蔵野書房から刊行された上坂高生(1926~2012)の短編小説集。 目次 凍る夜深く――無念の中村昌義 雨降りしきる――哀しみの稲葉真吾 伊豆西海岸 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1988年10月、沖積舎から刊行された河原晋也(1943~1987)の中編小説。装幀は田尾明敏。 NDLで検索 Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1996年2月、私家版として刊行された飯島耕一(1930~2013)の長編小説。表紙画は西脇順三郎。附録栞は寺門仁「飯島耕一『暗殺百美人』を読む」。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1998年8月、ふらんす堂から刊行された河津聖恵の長編詩。第4詩集。装画は久代晃、装幀は君嶋真理子。第9回歴程新鋭賞受賞作品。 この詩集では夢の中という設定で旅をしています。「詩というもの自体言葉の旅だとすれば、その旅には現実の旅以上につよく、鮮…