2006年6月、思潮社から刊行された境節(1932~2022)の第8詩集。装画は近藤照恵、栞は新井豊美「あふれる陽光の中で『薔薇のはなびら』について」。第17回富田砕花賞受賞作品。著者は岡山県生まれ、刊行時の著者の住所は倉敷市。
目次
- 突きつけられて
- ふさこちゃん
- なりたい
- 距離
- 反響
- 光
- 地上の旅
- 空
- どこかで
- 彼方へ
- 手を振る
- 疑問のかたち
- 流れる
- 立ちつくす
- 桜
- まだあることを
- 遠く
- 詩
- 変って
- かすかな声
- かりそめの
- 水
- 浮かんでいる
- わたしのアメリカ
- 薔薇の はなびら
- ちゅうぎんめし
- さそわれて
- 有るか
- けむり
- 光が
- 窓は
- 宿題・夏
- 本
- 千切って
- 陽光の中で
- 詩人の習慣
あとがき