1964年9月、私家版として刊行された吉井亞彦(1944~)の第1詩集。著者は旧満州生れ。刊行時の職業は早稲田大学文学部学生、住所は京都市東山区。
目次
- いまだ来ぬもの
- はつこひを唄えば
- 生命人(いのちびと)をうたう
- バラード
- 虹の幻映
- 夢で会ふひと
- 最後の日の予言
- 片恋
- 喪失記
- 流れ星
- 挽歌
- 恋と大輪の菊と
- 夕餉
- 初恋について*
- 初恋について**
- 初恋について***
- 初恋について****
- 初恋について*****
- 鐘楼のある風景
- 春望
- 野菊の唄
- 言葉を失して雪のなか
- 復活考
- 詩法
- わかれの唄
- 夜想
- ふりむけば
- 詩人吉井亜彦氏の現状
- 早春譜
- 食卓にて
- 恋人よ
- 自嘲
- 十九才を唄えば