
1956年11月、未来社から刊行された島崎光正(1919~)の第1詩集。著者は福岡生まれ。画像は1963年11月発行の第3版。
目次
序文 三好達治
Ⅰ
- 水の系譜
- ふうきん
- 丘の上の家 I兄のために
- 向日葵
- 哀史
- 立秋
- 花邉
- 頬
- 雁
- 笛
- かっこうの啼く頃
- 戸棚のうた
- かやつり草なびく夕ぐれ時
- 七月の詩帳より
- 友情
- 祖母に献ず
- 美代子くんのうた
- 早笛といふは
- 脈
- 水蜜桃
- 午後
- こほろぎ
- 聲
- 檽子の窓の明り
- 冬日
- 歳月
- 掌編――祖母との千一夜
- 山村慕情
- お膳箱
- 子守唄
- 野明
- 天景――酒井幸男兄へ
- 冬
Ⅱ
Ⅲ
- 讃歌
- 悲しみ多き日にこそ
- ひばり
- 日あたりの庭で
- 冬の手帳――叔母田中澄江に
- G線上のアリア
- 夏の手帳
- 片丘抄
- 孤座
- 告知
- 春の手帳
- さきがけ
- 旅立ち
- 雲の沖
- 西瓜とピリピ書
- ふた葉――ブルンナー博士を送る
- 讃歌二
- 僕と長靴と
- 薔薇
- 椅子の日
詩人の半生 田中千禾夫
光正さんの詩集 田中澄江
あとがき
「故園」その後――三版にあたって
發表年表