1943年1月、大日本百科全書刊行会から刊行された山川弘至の詩集。まほろば叢書2。
目次
- ふるくに
- 紀元二千六百一年十二月八日
- 八汐路の奧處も知らず
- 紀元二千六百二年春 日本民族の聖業に捧ぐる詩
- 既に神々の數に加はれるつはものの英靈に捧ぐ
- 九軍神に捧ぐ
- すめらみいくさ
- ソロモン海戰
- シドニイ攻撃の勇士都筑一等兵曹に
- 若き學徒兵におくる
- 古事記を讀む
- 君遠くより歸り給へり 芳賀檀氏に
- 秋となりゆくころ
- 昭和十七年の初秋來る
- 朝
- かの海ぎしなるひとにおくるうた
- あまの原ふりさけ見れば
- 風強き日は
- 春淺し
- かの山脈のふもと
- このみち
- 遠つひとによするうた
- うたよみのうた
- 冬にむかへるころ
- なべてわが
- 夏ゆく日かげ
- 月やあらぬ
- むかしの谷間
- 春の夕べに
- 雪消え
- 春日哀傷
- 熊祭り
- 神樂囃子
- 二千六百年祝典讃歌
- 夏の旅
- 大和路
- 五月哀傷
- 天に光ふりそそぎ
- 若き日のひとに
- わがひとよ
跋文・牧田益男
あとがき・著者