2018年8月、ふらんす堂から刊行された四ッ谷龍(1958~)による田中裕明論。装幀は和兎。
目次
Ⅰ 田中裕明の思い出
- 田中裕明の点晴――句集「夜の客人』読後
- 田中裕明の思い出
- 田中裕明と私
- 正月四日を迎えた今日は
Ⅱ I講演「田中裕明 『夜の形式』とは何か」
- 田中裕明「夜の形式」とは何か
Ⅲ 田中裕明の俳句
- 良質の言語感覚
- 田中裕明句集『櫻姫譚』
- 未見の母郷を目指して――『櫻姫譚』のころ
- 魚と鳥と――第三十七回俳諧時雨忌連句会の句座にて
- 空虚の中のかたち――田中裕明句集『先生から手紙」を読む
- 取り合わせと俳句
- 五周年
- 土星の輪の下で――「先生から手紙』 から 『夜の客人』 まで
- サンドイッチ韻とAABB形式
- 存在の背後に横たわる未知なる世界
あとがき