1955年11月、書肆ユリイカから刊行された加藤八千代の第1詩集。
目次
- 四行詩
- かくれんぼ
- 雪の日の夕闇
- 影ふみ
- 鬼ごっこ
- 石けり
- 怒り
- 落葉
- 緑の証しのためには
- 私が走れば
- 秘密
- 別離
- 私は知っている
- 星は雨を降りそそぐ
- 祈
- 愛
- 私は貴女のなかに
- 私は知りたい
- 相抱けば
- 夢
- 心のなかの樹に寄す頌
- 誰ひとり
- 沈黙
- 虹
- 見知らぬ影
- 唯一つの私
- 彫刻をきざむとは
- 葦
- 手
- 海への郷愁
- 一切が過ぎて行く
- 道
- めまいの起きた時に
- 八月十五日
- 芝浦屠殺場
- ふるさと朝鮮
- 李朝の白磁
- かめ
- 高麗の青磁
- 李朝の陶器
- 陶土の盃
- 陶物の生命
- 高麗の陶器
- 硯滴
- いびつなる器
- 壺
- 李朝の磁器
- 宮苑の跡
- 白い手紙
- 疑いの瞳が二つ
- 誰に尋ねればいいのか
- 朝鮮牛
- ふるさと朝鮮