
2024年5月、阿吽塾から刊行された木田澄子の詩選集。阿吽文庫3。
目次
・『Klein の水管』
- 水相(みずのすがた)
- 桜――闇の器(やみのかたち)
- 甲――羅 海亀の
- 《咳》という漂流物になって
- 通り雨
- こじんてきなねむり
- 海月
- ふかく夜の裾、踏む鳥――尾長鶏
- 氷柱「…つ、らら」
- わけあうねむり
- 蟋蟀
- 停電の夜/湯気のようにそれは二人を行き交い
- あの多い水無月に
- バード・テーブル
- 汽水/起床に
- 物語ル物語リ。
- ねむりの木
- 飛来
- きょう私に届いた手紙
- 道草
- ペーパー・ナイフの川を下る
- スイッと魚が…
- タマゴ焼きは…
- 水の島を遠く
- もうすぐ、せかいは伯父であふれ
- 曲[きょく]――あとがきにかえて
・《2004年~2022年の詩篇抄》
- 鳥目絵
- 白のねむり
- 隠沼
- (鍵)
- 分布するあめ
- 深夜、泥のあしを洗い
- 熱帯植物園
- 市(いち) 霧の日
- 腕祀り
- 存在に4Bの試し書きして
- 十月の箱
- 側溝に、そよぐ
- 近景・吹雪ク、
- もりあめ
- ヒスイの木のための
- 夜な夜な
- (とりいそぎまっさらの紙ヒラに
- 塩の市(しおのいち)
- 「月の畔」
- 伏して
- みなかみ
・『セル 塩の犬 雨の馬』 (2024)
解説 金石稔 濡れそぼるものたちへの声